家具選びの基本用語を理解しよう!
こんにちは!今日のテーマは「今更聞けない家具の基礎知識」。家具選びの動画はたくさんありますが、基本的な用語の説明はあまりされていません。今回は家具選びをする際に知っておくと役立つ基本用語を解説します。最後まで読んで、家具の基本的な用語を覚えましょう。
木材と突き板材
まずは「木材」と「突き板材」について解説します。これらの用語は、木の家具を選ぶときによく出てくるものです。
無垢材は、例えばテーブルの天板がすべて一枚の木をそのまま切り出した材料のことを指します。
突き板材は、表面だけ薄い木を張って、中は違う素材になっているものです。見た目は木材ですが、実際の厚みは0.2ミリ程度です。
これらの違いは、傷がついたときの見え方や経年変化に影響します。無垢材は傷がついても下の素材が木なので目立ちませんが、突き板材は真材が見えてしまいます。
無垢材と一枚板
続いて「無垢材」と「一枚板」の違いについてです。無垢材は材料を継ぎ合わせて一枚の板にしたもので、一枚板は一本の木から切り出されたものです。
無垢材は端材をつなげて作るのに対し、一枚板はつなぎ目がなく、一本の木から切り出されたものです。この違いを理解しておくと、家具選びが楽になります。
木の加工用語
木の加工には「継ぐ」と「剥ぐ」があります。縦方向につなげることを「継ぐ」、横方向につなげることを「剥ぐ」と言います。
ウレタン仕上げとオイル仕上げ
木の仕上げ方法には「ウレタン仕上げ」と「オイル仕上げ」があります。
ウレタン仕上げは人工的な塗膜をつけて耐久性を出します。
オイル仕上げは塗膜をつけず、専用のオイルを塗ることで木の素材感を生かします。それぞれにメリットとデメリットがありますので、用途に応じて選びましょう。
クロームメッキと亜鉛メッキ
金属家具に使われるメッキには「クロームメッキ」と「亜鉛メッキ」があります。
亜鉛メッキはマット感のあるメッキで、錆に強い特性があります。
クロームメッキは光沢感のあるメッキで、見た目が美しいです。それぞれの特性を理解して、適切な家具を選びましょう。
セラミックとメラミン素材
最近人気のある素材に「セラミック」と「メラミン」があります。
セラミックは焼き固めることで作られた人工素材で、質感が豊かです。
メラミンは熱硬化性樹脂で、こちらも人工素材です。どちらも硬度が高く、傷に強い特徴があります。
セラミックは高価ですが、メラミンは手が届きやすい価格帯です。それぞれの特徴を比較して選びましょう。
客間
「客間」はテーブルの足と足の間の距離のことを指します。テーブルや椅子を選ぶ際、この距離が重要です。客間が狭いと椅子の出し入れがしにくくなりますので、注意しましょう。
布バネ
「布バネ」はソファーや椅子の座面に使われるメッシュ状の素材です。代表的なものに「ダイメトロール」や「エラストロメリック」があります。これらは耐久性が高く、座り心地も良いです。
シート配
「シート配」は床から座面までの高さのことです。椅子やソファー選びにおいて、この高さが快適さに大きく影響します。自分に合ったシート配を選びましょう。
張り込みとカバーリング
「張り込み」と「カバーリング」はソファーや椅子のカバーの取り付け方法を指します。
カバーリングはカバーを取り外して洗うことができる仕様です。
張り込みはカバーを外すことができない仕様です。それぞれの特徴を理解して選びましょう。
家具の部位の用語
家具の部位には以下のような用語があります:
- 天板: 家具の一番上の部分
- 側板: 家具の側面部分
- 底板: 家具の底部分
- 前板: 扉や引き出しの前面部分
また、家具の底に付いている台の部分を「台輪」と言います。これらの用語を覚えておくと、家具選びがさらに楽しくなります。
以上、家具選びの際に知っておくと役立つ基本用語を解説しました。これらの知識を活かして、より良い家具選びを楽しんでください。それでは次回の動画でお会いしましょう。ご視聴ありがとうございました。