プロは絶対に選ばない!後悔するキッチンの間取り7選
こんにちは、神谷です。
皆さん、間取りの中でも特にキッチンにはこだわりたいですよね。1日の家事の中で半分以上の時間をキッチンが占めています。つまり、キッチンは家事の中心となる場所ですから、キッチンの配置が家事動線全体の良し悪しを大きく左右してしまいます。
特に最近は家事楽動線や時短動線など、取り入れたい要素はたくさんあります。しかし、要所要所のポイントを抑えずに配置してしまうと、使いにくい間取りになってしまい、毎日不便を感じることになります。
そこで、今回は最新のキッチンの間取りで失敗しやすい重要ポイントを解説します。キッチン間取りで失敗しやすい特徴と、機能的な動線を作るためのポイントも合わせてご紹介します。家事を快適にしたいとお考えの方は、ぜひ最後までしっかりとご覧ください。
1. 横並びダイニング
横並びダイニングは、キッチンと同じ向きにダイニングテーブルを並べる配置です。非常に人気の間取り配置ですが、無理やり横並びにすることには注意が必要です。キッチンの正面が通路スペースになっているパターンや、デッドスペースを作るパターンは避けるべきです。
無理やり横並びダイニングを回避するためのおすすめの配置は、キッチンの正面にリビングを配置する形です。また、反対面キッチンの採用も有効です。
2. キッチンの通路幅
キッチンの通路幅は、80センチから1メートル程度に設定することが一般的ですが、最新の間取りでは1メートル以上確保することが重要です。キッチンを家の中心に配置することが多くなっているため、主要な通路としての機能も考慮する必要があります。
通路幅が1メートル以上確保できれば、キッチンを使用している場合でも通路として利用できます。
3. カップボードの幅
カップボードの幅は180センチが一般的ですが、これは構造上採用しやすいからです。実際に設置する家電が多いため、180センチではカウンタースペースが不足する可能性があります。理想の幅はキッチンと同じ幅が確保できることです。
4. LDKの思い込み
LDKの配置を考える際に、キッチン、ダイニング、リビングの順番で配置しないといけないという思い込みは避けるべきです。キッチンを中心としたLKD配置も検討する価値があります。これにより、リビングとダイニングそれぞれのスペースと家事空間を連続させることができます。
5. パントリーの配置
パントリーは、玄関からの動線上に配置するのが理想です。特に週末に大量の買い置きをまとめて収納する家庭では、玄関から遠いパントリーは不便です。ウォークスルータイプのパントリーを設置すると、収納がスムーズに行えます。
まとめ
今回ご紹介したキッチン間取りの失敗ポイントをおさらいします。
- 横並びダイニング: 無理やり横並びダイニングにならないように注意する
- キッチンの通路幅: 最低1メートル以上確保する
- カップボードの幅: 180センチは使いやすいから採用されているわけではない
- LDKの思い込み: LKD配置も検討する
- パントリー配置: 玄関からの動線上に設ける
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