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【大工のDIY】歴48年の大工が万能机を作る【解説あり】

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【大工のDIY】歴48年の大工が万能机を作る【解説あり】

こんにちは、大工の正やんです。今回は、反動付けの万能机を作っていきたいと思います。この動画では、材料の紹介から完成までの手順を詳しく解説しています。

材料の紹介

まずは材料の紹介です。今回使用するのは杉材です。ボンドで3枚をこの幅に引っ付けてあります。使用するボンドはドイツ製のボンドで、水と空気以外は何でもくっつくという強力なものです。道具はあえて丸のこ1丁のみで作業を行います。

作業手順

粗切りと足の角度調整

まず初めに長さを余裕を見て粗切りします。足の角度は2寸勾配(2分の10)で外に広がるように設定します。板を2枚重ねて同じ長さの板を一度に切ることで、効率良く作業を進めます。

机の大きさ

今回の机の大きさは高さ30cm、長さ90cmを目安に作ります。勾配になっているため一気に寸法を出すのは難しいですが、大体並べて寸法を取ります。

ランドペーパーでの磨き

次に、ランドペーパーで材料を綺麗に磨きます。面も忘れずに綺麗に取ります。ペーパーを掛けることで手触りが良くなり、塗装時も綺麗に仕上がります。

横抜きの取り付け

横抜きの高さを決め、足の中心に付けるために印をして下穴を水平に開けます。その後、タル栓穴を開けてやります。組み立て時には水平を保つように仮の受け材を敷いてビスを打ちます。

足の下部分の取り付け

足の下部分は裏側が見えないため、ビスを直接打って取り付けます。上の部分の板受けも丈夫に4本留めていきます。

机の裏側の組み立て

机の裏側に先ほど組んだ足を均等割にして取り付けます。ビスを打ち掛けしておき、ボンドで固定します。

手板の取り付け

手板の長さを足の外側に合わせて切り、ビスを打ちます。荷重が掛かると跳ね上がらないように注意します。

仕上げ

最後に、細かいペーパーでさらに磨きを掛け、ビス穴にボンドを入れてカッターで余分なボンドを切り取ります。使用するボンドはウレタンボンドで空気に触れるとスポンジ状に変わります。

塗装

汚れが吸い込まないように、天然素材の蜜蝋を使用します。椿油も艶が出るので良い素材です。仕上がり時の艶は半減しますが、十分な保護膜を作ってくれます。

これで簡単な万能机の完成です。以上、大工の正やんでした。ご視聴ありがとうございました。

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